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自己免疫疾患・がんに対する新薬創出を目指す米Celsius Therapeuticsが、炎症性腸疾患の治療に向けた薬剤の臨床試験を開始しました

株式会社ファストトラックイニシアティブ(以下、FTI)海外投資先であるCelsius Therapeutics(Tariq Kassum, M.D., president and CEO、以下Celsius)が、炎症性腸疾患(IBD)の治療に向けた薬剤・CEL383について、First in Human、第Ⅰ相臨床試験を開始しました。

Celsiusは米ブロード研究所発のスタートアップで、1細胞RNA解析技術を活用した自己免疫疾患に対する画期的新薬の創出を目指しています。

CEL383は、同社がIBDの治療薬として開発を進める抗TREM1抗体です。TREM1は、CelsiusがSCOPE(Single Cell Observations for Precision Effect)プラットフォームの活用により同定した新規性の高い標的であり、複数の免疫系疾患の病態因子として考えられています。腸管においては腸内細菌叢と免疫系の交差点に位置する粘膜炎症の増幅因子として考えられており、幅広い炎症抑制効果が示唆されています。

FTIは今後も、米国最先端のサイエンスに基づき創薬を進めるCelsiusを、経営戦略から研究開発、事業開発に至るまで、引き続き支援してまいります。

詳細はこちら(Celsiusのリリースに移動します)
FTI英語版リリースはこちら

<Celsius Therapeuticsについて>
社名:Celsius Therapeutics
CEO:Tariq Kassum, M.D.
本社所在地:399 Binney Street, Cambridge, MA, USA
ウェブサイト:https://celsiustx.com

<本件に関するお問合せ>
株式会社ファストトラックイニシアティブ
東京都文京区本郷4-1-4 Design Place α 8F
TEL:03-5842-3325 / FAX:03-5684-1061
担当:原田泰

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