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メタジェンセラピューティクスが先進医療B研究における潰瘍性大腸炎に対する腸内細菌叢移植療法で、寛解導入率45.9%を達成しました
2025.10.06
株式会社ファストトラックイニシアティブ(以下、「FTI」)が運営する組合の投資先で、マイクロバイオームサイエンスを活用した創薬・医療事業を推進するメタジェンセラピューティクス株式会社が順天堂大学と実施した厚生労働省承認の先進医療B「活動期潰瘍性大腸炎患者を対象とする抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」の多施設共同臨床研究(全37症例)が、2025年8月20日をもって研究終了を承認されました。
本研究では寛解導入率45.9%を達成し、主要評価項目を満たす有効性が確認され、安全性評価においても重篤な有害事象は認められず、安全性が担保された治療法であることが示されました。
本成果は、腸内細菌を活用した新規治療戦略が潰瘍性大腸炎の新たな治療選択肢として実用化の可能性を示す重要な成果となります。
※腸内細菌叢移植(FMT:Fecal Microbiota Transplantation):健康な人の便に含まれている腸内細菌叢を、疾患を持つ患者さんの腸に移植し、バランスのとれた腸内細菌叢を再構築する治療方法。
メタジェンセラピューティクスからのリリースはこちら
<メタジェンセラピューティクス株式会社について>
会社名:メタジェンセラピューティクス株式会社
代表取締役:中原拓
設立:2020年1月
事業内容:腸内細菌移植療法(FMT)に用いる製剤開発、腸内細菌叢データを活用したマイクロバイオーム創薬
所在地:山形県鶴岡市
URL:https://www.metagentx.com
FTIとの対談記事はこちら:
【投資先対談】日本人の便が秘める可能性 “開拓者精神”で世界からのバトンをつなぐ|メタジェンセラピューティクス株式会社(前編)
【投資先対談】「献便」で切り拓く新しい未来 かけがえのないチームでFMTの社会実装に挑む|メタジェンセラピューティクス株式会社(後編)
<本件に関するお問合せ>
株式会社ファストトラックイニシアティブ
東京都文京区本郷4-1-4 Design Place α 8F
TEL:03-5842-3325 / FAX:03-5684-1061
担当:加藤
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