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Summary of 2025, Fast Track Initiative
2025.12.17

2025年も、ファストトラックイニシアティブおよび投資先各社への多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございました。
2025年は、4号ファンドの組成完了、投資先各社の大きな事業進捗、各種Awardなどの受賞、さらには投資先の創業科学者 坂口志文博士のノーベル賞受賞など、これまでの投資・育成の取り組みをご評価いただく機会にも恵まれた一年となりました。
本稿では、2025年の主な出来事を振り返るとともに、2026年以降に向けたFTIの取り組みをご紹介いたします。FTIは今後もパーパスである「Capital For Life」の実現に向け、日本から世界の医療に貢献するための活動を、より一層加速してまいります。
4号ファンド組成:日本から世界の医療に貢献する
FTIは、総額200億円で4号ファンドの組成を完了しました。これにより、累計運用総額は約435億円に達しています。本ファンドは、適格機関投資家による出資比率が90%を超えており、ヘルスケアに特化した当社のようなフォーカスファンド(Focus Fund)に対する機関投資家からの関心の高まりを示すものと考えています。
FTIは、こうした期待を受け止め、「いのち」と「くらし」を支える医療ソリューションの社会実装に貢献し、社会にインパクトをもたらす投資を今後も加速してまいります。
◯4号ファンドを200億円で組成完了 − 日本から世界の医療に貢献する
https://www.fti-jp.com/blog/2025/10/23/fund4/
投資を通じた価値の創出とエコシステムへの貢献
FTIは2004年の創業以来、ヘルスケア特化型ファンドの日本におけるパイオニアとして、アカデミア研究者や起業家と連携し、将来における先駆的事例となるスタートアップへの創業出資・投資育成を行ってきました。
本年3月に開催した「FTI 20周年フォーラム」では、これまでエコシステムの発展を共にしてきた国内外の投資先、投資家、企業、官公庁の皆様にご参集いただき、さらなる価値の創出に向けて連携強化を確認させていただく機会となりました。
https://www.fti-jp.com/blog/2025/03/24/20th-forum/
そして今、FTIは、日本から世界の医療に貢献すべく、投資先とともに医療ソリューションを創出し、世界中に届けるための支援に注力しています。
投資先が開発を進める製品のパイプラインは、非臨床ステージが70、臨床ステージが19、薬事承認を得たものが1製品です。これまでに24の臨床試験を行い、445名の患者さんに新たな治療薬候補を届けてきました。

■投資実行・投資先のマイルストン達成等
ここでは、共に価値創出に取り組む投資先の活動の一部をご紹介します。
◯ Celsius Therapeutics: FTI初の海外投資先で、初回投資から2年半でAbbVie Inc.によるM&Aを達成
https://www.fti-jp.com/blog/2024/06/28/celsius-ma/
◯ AIRNA: 世界を代表するクロスオーバー投資家による$155Mの大型Series B調達
https://www.fti-jp.com/blog/2025/04/03/airna_seriesb/
◯ ソニア・セラピューティクス: 膵がん治療機器が、FDAよりIDE申請の承認取得
https://www.fti-jp.com/blog/2025/08/19/sonire_ide/
◯ メタジェンセラピューティクス:
先進医療B研究における潰瘍性大腸炎に対する腸内細菌叢移植療法で、寛解導入率45.9%を達成
https://www.fti-jp.com/blog/2025/10/06/mgtx/
腸内細菌叢移植療法の開発を目指し、国内初の献便施設を開設・腸内細菌ドナーの募集を開始
https://www.fti-jp.com/blog/2025/04/25/mgtx_update/
国内初の「FMT治験薬製造センター」を開設
https://www.fti-jp.com/blog/2025/06/06/mgtx_fmt_center/
◯ Neusignal Therapeutics:アルツハイマー型認知症薬の開発品について健康成人を対象とした第Ⅰ相企業治験での最初の被験者登録・投与開始
https://www.fti-jp.com/blog/2025/11/14/neusignaltherapeutics/
■Award等
2025年は、投資先各社の活動を各種Award等でご評価いただく機会にも恵まれました。
◯レグセル:創業科学者の坂口先生がノーベル生理学・医学賞を受賞
https://www.fti-jp.com/blog/2025/10/08/nobelprize_regcell/
◯ファストドクター:日本スタートアップ大賞2025の厚生労働大臣賞を受賞
https://www.fti-jp.com/blog/2025/08/28/nipponstartupaward_fastdoctor/
◯Global Vascular:経済産業省 J-Startup に選定
https://www.fti-jp.com/blog/2025/03/14/j-startup2025/
◯ソニア・セラピューティクス:
『ICC FUKUOKA 2025』リアルテック・カタパルトで優勝
https://www.fti-jp.com/blog/2025/02/20/sonire_iccfukuoka2025/
Japan Venture Awardsの中小機構理事長賞を受賞
https://www.fti-jp.com/blog/2025/12/19/sonire-jva/
◯Medii:日本サービス大賞の厚生労働大臣賞を受賞
https://www.fti-jp.com/blog/2025/12/11/medii-serviceaward/
■FTIのエコシステム貢献活動
医療ソリューションの社会実装を通じたインパクト創出を加速するため、FTIはアカデミア・起業家、官公庁、事業会社、投資家の皆様との協力関係を強化するための情報発信を行っています。
◯内閣官房「健康・医療戦略推進専門調査会」の委員に、代表パートナーの安西が就任
https://www.fti-jp.com/blog/2025/04/19/cabinet-secretariat/
◯「創薬力向上のための官民協議会」にて代表パートナーの安西が発表
https://www.fti-jp.com/blog/2025/06/26/public-private-council/
◯『日経バイオテク』でパートナー原田がコラム連載
https://www.fti-jp.com/blog/2025/03/06/nikkeibio_column_harada_2025/
新たにグローバルアドバイザーが参加:日本から世界の医療への貢献を加速
FTIは、サイエンスおよびビジネスの両面で高い専門性を有するメンバーを擁し、日本と米国を拠点にグローバルな事業支援を行うことを強みとしています。
4号ファンドにおいては下記のメンバーがFTIのアドバイザーに就任し、世界中のステークホルダーとのネットワークキャピタルを活かしながら、医療の可能性を広げる共創の輪をさらに拡大していきます。
◯ Keith Crandell (Managing Director, ARCH Venture Partners)
◯ Evan Rachlin, MD (Co-Founder and Managing Partner, Ascenta Capital)
◯ Tariq Kassum, MD (CXO, Curie Bio; Former CEO, Celsius Therapeutics (FTI投資先、AbbVieによりM&A))
◯ Tetsuyuki Maruyama, PhD (Venture Partner, Dementia Discovery Fund at SV Health Investors; Former Head of Drug Discovery, Takeda Pharmaceuticals) 他 複数
また、Natalie Roy D’Amore, PhDがベンチャーパートナーとして参画しました。D’Amoreは、武田薬品工業においてHead of Oncology Partnerships and Strategy などを歴任し、外部連携・戦略面で多くの経験を有しています。
投資先スタートアップおよびFTIの世界中の仲間と手を携えて、日本から世界の医療に貢献するソリューション創出をますます加速してまいります。
Capital for Life in 2026
ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。
FTIは2026年も「Capital for Life –スタートアップの力を、いのちへ、くらしへ」をパーパスに掲げ、投資を通じて社会の発展に貢献してまいります。
2025年も多くの皆様からのご支援と、新たな出会いに恵まれましたこと、心より感謝申し上げます。
2026年も引き続き、ファストトラックイニシアティブおよび投資先各社へのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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